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理念・基本方針・患者さんの権利

       

理念

私たちは、患者さんが安心と満足を得られる医療を展開します。

基本方針

1.患者さん中心の「医療」

 弘前大学には現在三十四以上の専門医養成コースがありますが、さまざまな症例を経験し、より高度な専門技術を習得するため、医師派遣や研修医受け入れなどで協力関係にある医療機関とネットワークを進めています。

2.地域の中核病院としての「医療」

 地域中核病院としての役割を担い、二次医療を中心に業務を遂行します。
 常に医療の安全と医療水準の向上をめざし、診療機能の充実を図ります。
 地域の医療、保健、福祉との連携を緊密にし、地域住民の健康を守ります。

3.全職員参加の「医療」

 全職員は、自己の業務を充分に理解し、他の医療職種との連携を図ってチーム医療を推進し、自己に課せられた業務に意欲的に取組み、病院機能の一層の充実を図ります。全職員は、病院運営に参加しているという自覚を持ちます。

4.地域医療を担う「人材の育成」

 臨床研修指定病院・各種学会認定研修施設・臨床実習病院として、教育・研修体制の充実を図り、次世代の地域医療を担う人材を育成します。

患者さんの権利

1.公平かつ平等な医療を受ける権利

 患者さんは、どのような病気であっても、公平かつ平等な最善の医療を受ける権利があります。

2.尊厳を尊重される権利

 患者さんは、常に人間としての尊厳を尊重された医療を受ける権利があります。

3.十分な説明を受ける権利

 患者さんは、ご自身の病気についての病状、治療方法、危険性、治療経過や見通しなどについて、わかりやすい言葉や方法で説明を受ける権利があります。

4.自己決定の権利

 患者さんは、十分な説明を受けた上で、治療を受ける権利、あるいは治療を受けることを拒否する権利があります。

5.情報を知る権利

 患者さんは、ご自身の治療、看護の内容および経過についての情報を受ける権利、診療に関する記録情報の開示を求める権利があります。

6.他の医師の意見を聞く権利

 患者さんは、ご自身が受けている医療について、他の医療機関の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞く権利があります。

7.個人情報が守られる権利

 患者さんは、医療上得られた個人の情報やプライバシーを守られる権利があります。

令和4年5月1日

子ども患者さんの権利とお願い

 あなたは、いつでもひとりの人間として大切にされ、あなたらしく生きる権利をもっています。病気を治すために、あなたとあなたのご家族や病院の医師、看護師たちが、おたがいに力を合わせていきます。
 大館市立総合病院は、このような考え方でつくった「子ども患者さんの権利とお願い」を守って、あなたを助けていきます。

1. あなたは、どのような病気にかかったときでも、ほかの人と同じようによい医療を受けることができます。

2. あなたは、どのようなときでも、ひとりの人間として大切にされ、病院の人たちやご家族と力を合わせながら医療を受けることができます。

3. あなたは、病気のことや病気を治していく方法を、あなたがわかることばや絵などを使って、病院の人に教えてもらうことができます。

4. あなたは、病気のことや病気を治す方法について、十分な説明を受けたうえで、自分の考えや気持ちを病院の人やご家族に伝えることができます。

5. あなたは、わからないことや不安なことがあるときはいつでも、ご家族や病院の人たちに聞いたり、話したりすることができます。

6. あなたは、入院しているときでも、できるかぎりご家族と一緒に過ごすことができます。

7. あなたは、入院していても、勉強したり、遊んだりすることができます。

8. あなたは、自分が大切にしたいこと、知られたくないことが守られる権利があります。
   他の人に伝える必要があるときは、その理由とともに伝えてよいかをあなたに確認します。

9. あなたの病気がよくなるように、あなたのからだや気持ちのことをできるだけくわしく病院の人たちに伝えるようにしてください。

10. あなたとみんなが気持ちよく過ごすために、病院のやくそくをまもってください。

令和6年10月1日

個人情報保護方針はこちらをご覧ください。