RI核医学検査

RI核医学検査

RI検査は、放射線(ガンマ線)を放出する少量の放射線医薬品を静注してガンマカメラで体の様子を画像(シンチグラム)にする検査です。投与された放射線医薬品は、数時間から数日の間に弱くなり、やがてなくなってしまいますので、放射線の影響を心配する必要はありません。

脳血流や心臓(心筋)、全身の臓器、とりわけ骨の状態を詳しく調べることができます。目的部位によって、静注直後から検査を始めるもの、数時間あるいは、2〜3日待たなければならないものがあります。そのつどご説明申し上げます。

最も多い検査に骨シンチグラムがあります。これはガンが骨に転移していないか確認したり、骨の炎症や骨折を調べる検査です。
検査方法は、骨に集まる性質を持った放射線医薬品を静注し、約3時間後に検査を始めます。検査は30分前後で、体を動かさないで寝ているだけです。
食事制限はなく、午前中に静注し午後から検査となりますが、検査直前に排尿していただきます。

他の検査では食事制限や浣腸を行う場合がありますが、検査台の上で安静に寝ているだけですので、安心して検査を受けてください。

詳しくは、検査予約時ならび検査当日に担当者がご説明申し上げます。

○骨シンチ

○脳血流シンチ

○心筋シンチ